コロナで飲食店崩壊の危機 「こいつこんな時に外食してる」「この店営業してやがる」と店客双方に誹謗中傷、陰口、揶揄、嫌がらせ・・
一時休業に追い込まれる店も相次ぐ。老舗も新興店も、見えない敵の脅威にさらされている中、「日本の食」を見守り、応援してきた創刊30周年を迎えた月刊誌「dancyu」(プレジデント社)の植野広生編集長(57)は「過去に例のない、伝統ある日本の食文化の危機」と危ぐをあらわにする。
世の“食いしん坊たち”にとってもまったく先が見えない現状と今後を植野編集長に聞いた。
「店は困っているというより、悩んでいる状態。『店を開けていいのか、悪いのか分からない』と言うんです。客の方も店に行っていいのか迷っているのではないか。
『こんな時期に店で飲み食いしてるのか』と言われることもあります」
誌面を飾ってきた東京都内をはじめ、全国の飲食店は極めてシビアな状況に置かれている。本来予約が取れない店に予約がゼロ。逆にこの時期なら入れると“キャンセル狙い”もあるという。
「不要不急の外出を避けなさい」との号令が流れる半面、自治体で対応は分かれるが飲食店の営業は認めるという複雑な状況。
店を開けなくては、家賃、人件費など固定費を賄うのも困難に。ただ来客は期待できない。死活問題に直面する店側に「あの店、営業している」と心ない中傷も聞こえてくるという。
東京都は居酒屋を含む飲食店は休業要請でなく、営業時間短縮を求めたが、「ゆがみが店側にも、客側にも生じている。来客が激減した店では、通常はやっていないテークアウトを始めたところも多い。
ただ、それにも不安があるんです」。自慢の料理を店でなく、自宅で楽しんでもらうのはアイデアとしては良いが、「持ち帰りはこれから気温が上がってくる季節に向け、食中毒の不安もあるんです」。
続きはソース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200411-00010058-chuspo-ent
Source: おいしいお
コロナで飲食店崩壊の危機 「こいつこんな時に外食してる」「この店営業してやがる」と店客双方に誹謗中傷、陰口、揶揄、嫌がらせ・・